5つ星は当たり前!大切なのは内容!
仙台でダイビングを始めるならスキューバカンパニードルフィンで!

        間違いだらけ(?)のスクール選び
    〜ちゃんとしたスクールで素敵なダイビングライフを〜


スキューバダイビングは、素晴らしい海中世界を自由に散歩できるレジャースポーツです。

Cカードと呼ばれるライセンスを取得すれば、世界中のダイビングポイントに潜ることができ、色とりどりの魚やサンゴ礁、マンタやウミガメなどに出逢い、全く新しい世界の扉を開くことが出来ます。

いい仲間と出会い、海という大自然の中で感動できる。
それがスキューバダイビングの最大の魅力です。

初めまして、私はPADIコースディレクター(※)の高宮と申します。

20歳からダイビングを始め、ダイビングの本場、オーストラリアのダイビングショップで修行し、国内のダイビングスクールに約10年勤め、仙台にスキューバカンパニードルフィンを設立いたしました。現在のダイビングインストラクターの資格はPADIコースディレクターです。

実は、現在の日本では、質の悪いスクールや倫理上考えられないスクールがあるのが現実です。私は、コースディレクターの立場から全国の皆様のスクール選びに関してアドバイスをさせて頂ければと思います。そして、この冊子がお客様がこれからの素晴らしいダイビングライフを安全に、楽しく過ごせるためのダイビングスクール選びの参考になれば幸いです。


(※)PADIコースディレクターは世界中のPADIインストラクターのうち、約1%しか認定されておらず、この資格以上の資格はない「最高ランク」の資格です。コースディレクターはPADIコースを知り尽くし、安全に、楽しくコース開催できるようにアドバイスをしております。また、唯一インストラクターを指導できる資格と定義されております


はじめに

ダイビングは安全で楽しいレジャースポーツです。しかし、100%安全というわけではありません。これは、ダイビングに関わらずどんなスポーツでも一緒です。ダイビングを安全に楽しむために、まずダイビングライセンス(Cカード)を取得しなければならず、そのためにはダイビングスクールでレッスンを受講しなければなりません。
ダイビングスクールでは安全に潜るためのスキル(技術)を習得して頂きます。そのレッスンはとても楽しいものです。私もその楽しさを今でも覚えています。

そこで重要なのは「講習の質」つまり「スクールの質」です。

しかし、残念ながら同じ指導団体でもその質はそのダイビングスクール)によって全く変わってくるのが現実です。

「簡単」と「適当」は違います。

スクール選びではツアー等の、楽しさに関しても重要ですが、ここでは特にスクールについて、楽しくちゃんと学ぶ為に重要なことをご説明させていただきます。この冊子でお伝えする内容は、どうしても堅い文章になってしまいますが、お客様がスクール選びで失敗しない為にも、ぜひご一読頂ければ幸いです。


お客様が選ぼうとしているダイビングスクールでは、「プール講習」をキチンと行っていますか?

ライセンス取得講習で最も重要な分野はズバリ!「プール講習」です。初めて行うダイビングを、まずは足の付く深さで、快適にスキル(技術)をマスターすることが最も重要です。

自動車教習所に例えていうならば、

「構内教習 → プール講習」
「路上教習 → 海洋講習」

というように考えられます。

つまり、構内教習(プール講習)で基本的なスキルをキチンとでき
るように練習する事が最も重要です。

では、そのプール講習ではいったいどのようなことをするのでしょう?

  プールダイブ 1          プールダイブ 2

器材のセッティングと取外し    プレダイブセーフティーチェック

水面BCD空気の出入れ  ディープウォーターエントリー(深)

水中での呼吸方法           スノーケル呼吸とクリア

レギュレータークリア    スノーケルとレギュレーターの交換

レギュレーターリカバリー       水面スノーケリング

マスククリア             潜降の仕方(深)

圧平衡と水中移動           マスク脱着

エアの管理              マスクなし移動

予備の空気源の使い方   パワーインフレーターホースの取外し

ハンドシグナル      水面でBCDの空気の出し入れ(深)

浮上の仕方              適正なウェイト量

                   エア切れの練習

                   浮上の仕方

                   水面でウェイト取り外し

              ディープウォータエキジット(深)

プールダイブ 3          プールダイブ 4

中性浮力               マスクなしで水中移動

中性浮力で泳ぐ            ホバーリング

足がつったときの直し方  水面でBCDとウェイトの脱着(深)

疲労ダイバー曳行(深)       水中でBCDの脱着(深)

エア切れと予備の空気源の使い方  水中でウェイトの脱着(深)

フリーフローレギュレーター呼吸

緊急スイミングアセント

専門用語が多いので分かりにくいかもしれませんが、お伝えしたいのは多くのスキルを学ばなくてはならないということです。どれもダイビングを安全に楽しむために必要な基本スキルで、PADIのルールにおいても、一つも欠けることがあってはいけません。

さて、ここで質問です。お客様はこれらたくさんのスキルを、2〜3時間で完成させる自信がありますか?

私は、これらをちゃんとマスターするには、最低7時間は必要だと考えています。

しかし、これはあくまで全てスムーズに出来た場合であり、苦手なスキルが出てきた場合にはさらに時間がかかります。やはりプールは2日や午前・午後など2回に分けて行ったほうが絶対にいいのです!

そして(深)マークが付いているスキルは必ず「足が着かない 深い場所」で行わなくてはならないのです!(PADIルール)。ですから、最も大切なプール講習には深場が必要不可欠なのです!(ダイビングは足の着かない場所で行うのですから当然ですよね・・・。)

通常のプールなど、浅い場所でしかできないお店はどうするのか。

深い場所のない(浅場しかない)プールでの講習の場合は海をプールに例えて行います。

しかし、初めての体験で、波や流れの中、プール講習の内容を海の深い場所で行い、いったん陸上に上がってから、もう一度次は「海洋講習」として行います。

     海に着いたら器材のセッティングをして、海をプールに見立て、プール講習を行う。

     一度海から上がって、海をプールに見立てた、「プール講習」が終了

     再度海に入り、次は「海洋講習」として同じ内容を行う。

専門的なので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが、プールの深い場所を使用しないお店の場合

海洋講習を4ダイブで修了した場合は、ルール違反、つまり、「手抜き講習」ということなのです。

残念ながら、プールを使わないお店や、浅場しかないプールを使用しているお店は、このような講習をするスクールが多いのが現状です。そして、「何がなんだか分からないうちに終了してしまった・・・」なんてこともよく耳にします。

タンクを背負って、初めてのダイビング講習・・・プールで2〜3時間で修了なんていうのは言語道断です。

そして、海洋講習はプールでマスターした内容しか行いませんから、プール講習がいかに大切かがお分かりいただけたかと思います。
 

つまり、プールをちゃんとマスターすれば、海を楽しめるのです。

ちゃんとしたスクールでちゃんとした講習を受講しましょう!

ちゃんとスキルをマスターしないと、結局困るのはお客様自身です。

海洋講習はちゃんと「海」で行っていますか?

プールでスキルを身に付けた後はいよいよ海洋講習で実践です。

お店によっては、川で行ったり、滝つぼで行ったりしています。その場所はPADIで「海」と同条件として認定されているかもしれません。しかし、海水と淡水では浮力に大きな差がありますし、最小深度は5mと規定で決まっています。そこは5m以上あるでしょうか?また、上から大量の水が落ちてくる滝つぼや流れの激しい川において「水面スキル」ができるとは到底思えません。川でまともな講習ができるのでしょうか?大きな疑問を感じます・・・。

ライセンスを取得した後は「海」に潜るのです。海洋講習はちゃんと「海」で行うお店を選ばれるのが良いと思います。当たり前と思われるかもしれませんが、そうではないお店があるのが現実なのです。

このようなスクールはちゃんとしている。

・プール講習を2回以上に分割している。(マイペースで繰り返し練習が出来ます)

・プール講習では、深い場所でちゃんと講習を行っている。

・川や滝つぼなどで講習を行わず、ちゃんと「海」で講習を行う。(当たり前です)

最後になりましたが、講習に追加料金が掛かるお店にも注意が必要です。その理由は、例えば「お客様が上手にダイビングスキルをマスター出来ない。」これは一体誰の責任なのでしょうか? 上手に出来ないお客様の責任なのでしょうか?

私たちダイビングインストラクターは、お客様にダイビングを教える事が仕事です。つまり、私たちの責任なのです。それなのに追加料金を徴収するスクールはおかしいと考えています。もちろん永遠に繰り返しても無料という事は無いかもしれませんが、少なくとも、初級コース受講中は追加講習料金がかからないお店が理想です。

さあ、初めてのダイビング。これから始まる素晴らしいダイビングライフ。

これまで書かせていただいた内容は、講習内容のことなので、どうしても堅く感じ、「厳しい」と思われがちでですが、ダイビングスクールは決して厳しいわけではありません。お客様がダイビングスクールに通って、ダイビングスキルを学んでいる時も「楽しく」出来るはずです。ぜひ一度お近くのお店に行ってみてインストラクターと話をしてみて下さい。きっと素敵なお店に出会えるはずです。


ここではスクールについてピックアップしましたが、ダイビングスクールでライセンスを取得した後のツアーなどのアフターフォローもとても大切です。せっかく取得したのに、遊びに行けなければ全く意味がありません。お店選びの際にはアフターフォローの充実度も考慮に入れることをオススメします。

長くなりましたが、ご高覧頂きありがとうございました。

この冊子がお客様のダイビングスクール選びのお役に立ち、これから始まる素敵なダイビングライフの一助になれば幸いです。

PADIコースディレクター #812821               
高宮大輔

勤務先:仙台スキューバカンパニードルフィン